小学生が自主的に勉強できるようになるには?

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小学生が自主的に勉強できるようになるには?

2022/02/19

何も言わなくても自主的に勉強できる小学生になってほしい

  何も言わなくても自主的に勉強する小学生の子。

弊塾では、入塾したてのころに、そのような小学生のお子さんは

ほとんど見かけません。自立的な学習習慣が身についている小学生の子は

塾には来ないでしょうし、きっと成績もいいでしょうから。

 

 入塾当初、自立的な学習習慣や姿勢が、まったく身についていない、

こちらが指示を出さなければ、勉強をはじめようとしない、

途中で集中力がきれて、ぼ~としている。

それが普通なのですが、それでも、3か月から6か月ほどたつと、

何も指示をしないでも、席について勉強を始める子が何人も出てきます。

 

 もちろん、何も変わらず「今日は何をするの?」と聞いている子や、

こちらが指示をしないと、勉強に手を付けようとしない子もいますが。

そういう子は、おそらく、今まで依存型の学習をしてきたのでしょう。

 

  弊塾の授業見学や無料体験学習の際に、黙々と勉強している

小学生や中学生の子たちを見て、驚かれることがよくあります。

学校の一斉授業のように、あるいは、受験のために進学塾などに

通われた経験があり、「勉強は教えられるもの」と思われている

保護者の皆様の中には、この静かすぎる学習風景をご覧になると、

「この塾は、勉強を教えていないのか!?」と、弊塾の学習方法や教え方に

疑問や不安をお持ちになる方もいらっしゃるようです。

 

 新型コロナの影響で、特に小学生のお子さんに、

学力よりも学習意欲や姿勢い大きな影響ができているように思います。

いつもどおり、きちんと勉強できている自立型の子は、変わらず意欲的に

勉強しています。依存型の子や集中力のなかった子は、ますます集中できなく

なっているように思います。

 

 自立的にしっかり学習している子と、新型コロナに振り回されている子、

この先、小学生の学力は2極化していくように思います。

毎日、小学生に教えながら、そのことを実感しています。

 

 「小学生には、自主的に、計画的に、自立型の学習はできない。

  だから、勉強は教えるもの。教えられて学ぶものである。」

教える側にも教えられる側にも、こんな暗黙の了解や、思い込みがあるように

思います。

 

 たしかに、小学生に自立型の学習習慣をつけることは、口で言うほど簡単なこと

ではありません。どっぷりと教えられる勉強に、わからなければすぐに答えを教えて

くれる勉強にどっぷり浸ってきた子を、自立型の勉強に変えることは難しいですし、

時間もかかります。

 

 しかし、そういった依存性の高い子でなければ、意外と簡単に変わります。

上の方にも書きましたが、こちらが指示をしなくても、席について、

テキストをさっと開いて、何も言わなくても勉強を始める子が出てきます。

何も言わないから、自分で判断して勉強を始めるようになっていくのでしょうが。

個別指導ですから、黙々と学習に取り組みます。問題が解ければ、提出しに来ます。

そこで、間違っていれば指導します。入塾当初、日ごろの授業で習慣づけをしていく。

小学生の子たちは適応力が旺盛ですから、こちらの思いを感じ取ってくれます。

 

 中学生や高校生になると、自分の行きたい高校や大学を自身で見つけることが

できますし、その目標に向かってモチベーションを高め、自立的に勉強できる、

と思ってしまいますが、実際はそうでもありません。目標がある。勉強しなければ

ならないという自覚もある。でも、実際には実行できない。いろいろな誘惑も多い。

他にもすることがたくさん。確固たる目標や自覚があれば別ですが、そうでなければ

その誘惑に負けてしまいます。かえって、中学生や高校生のほうが、自主的な学習が

できていないように思います。やはり、小学生のうちに、自律的な学習の習慣づけを

することが大切なよウに思います。

 

 自立的な学習の習慣が身についていないから、

「勉強は教えられるもの。わからなければ聞けばいい。」と思ってしまう。

ですから、難しい問題にぶつかると、あっさりとあきらめてしまう。

簡単に答えが出るような勉強が楽しいわけがありませんね。

ですから、ますます勉強しなくなる。


  ハードルが高すぎるのでは?

 勉強しなさいと言わないのに、自分から進んで勉強している姿。

 2時間でも3時間でも集中して、熱心に勉強している姿。

それは理想像なのでは?「そんなに勉強しなくてもいいよ」と言いたくなるような

小学生や中学生や高校生は、めったにいるものではありません。

頭に思い描く理想像と、目の当たりにする現実との大きなギャップ・・・。

どうしても満足できない。ですから、「うちの子は・・・」となるのでしょうね。

 

 言われる方も「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、勉強する意欲を

なくしていく。何も言われないのに、ちょっと自分で教科書を出して勉強してみた。

それが、ほんの10分程度であっても、長時間集中して学習している理想の姿から

すると、とるに足らないほどの変化にしか見えません。こちらに余裕がなければ、

その変化に気づかないこともよくあります。

 

 そのごく小さな変化に気づき、ほめることができれば、

その子は、その瞬間から大きく変わってきます。

実際、塾の授業では、その小さな変化を見逃さないように、注意を払っています。

その小さな変化を目にすれば、その点を過大評価?して、おおいに褒めます。

今までの学習姿勢とはガラッと変わってきます。

手の届かないような高い理想像を求め続けるよりも、目の前の小さな一歩の

ステップアップを認めること、そして言葉に出して評価することです。

 子どもたちと向き合う上で、こちらに心や時間の余裕が持てなければ、

その変化に気づくことも、ほめることも難しくなります。

 

 繰り返しになりますが、「小学生に自立的な学習を」

といっても、私たち大人が考えるような

完成度の高いものを小学生に求めるのは酷な話です。

「これでも自律的な学習をしているつもり?」と思えるような

初歩的な学習であっても、はじめは小さな芽であっても、

高学年になって、さらに中学生や高校生になって、

次第に大きく成長していきます。

 

 いくら小さな変化ても、きっかけさえつかめれば、

その小さな一瞬のきっかけが、その後の人生を大きく変えるものです。

人の出会いなどももそうでしょうね。

数字の、0と1では大違いですよね。種はまかなければ芽は出ません。

 

  小学生のうちなら、種をまけば芽を出す確率は高いです。

そのあと、思っている以上のスピードで成長していく姿を見て、

こちらが驚くこともあります。今までの学習姿勢がガラッと変わることも。

もちろん、それによって成績も見違えるほどになります。

これは、長年塾を続けてきて、いちばんうれしい瞬間です。

 

 小学生に自立学習の習慣をつけさせるのは、どだいムリな話。

そう決めつけて、あきらめてしまっては、そこから何も生まれません。

可能性を信じて試してみる。意外な結果が出るものです。

 

 人に教えられる依存型の勉強では、極端な話、

教えられた範囲のことしか理解できませんし、身にもつきません。

 自立的な学習ができれば、自分で学びの範囲を広げていくこともできます。

 

 指示されたことを忠実に実行できるだけの子。

 自分の頭で考えて、自分の意志で行動できる子。

そのどちらがいいですか?

 

 依存型でですと、判断力が身につきませんから、情報に流されやすくなります。

 自立型ですと自分の頭で判断できますから、情報の中から取捨選択できます。

 

 

 塾の講師というのは、

「勉強を教えなければならない」「教えなければ子どもたちは勉強できない」

といった思い込みが強いように思います。「教えてナンボ」の仕事ですから。

実際、学校などでそのような教育を受けてきましたから。

知識が豊富な講師保ほど、子どもたちに教えたくなるものです。

教える側にも、教えられる側にも、そんな暗黙の了解があるように思います。

学校の授業がそうですから、勉強とはそういうものだと思い込んでしまっている。

 

 子どもたちが、自主的に、自律的に勉強するようになれば、自分で学び、

自分で問題を解いていきますから、講師はすることが少なくなり、

手持ち無沙汰になります。教えることよりも、教えることをガマンするほうが

はるかに難しいことです。人って、目の回るほど忙しい時より、

何もすることのないヒマな時のほうが、苦痛に感じるものでしょうから。

 

 これも繰り返しになりますが、

私たち大人は、自立型の学習姿勢の理想像を頭に描き、

その理想を子どもたちに要求しようとします。

大人の基準で判断し、「こんなことはわかっているはず」

「こんなこともできないのか」と、子どもたちを追い詰めます。

 

 自立型の、意欲的な学習姿勢が、小学生のお子さんたちに

すぐに身につくわけではありません。そういう指導をしても、

自立型の勉強の習慣が必ず身につくという保証もできません。

しかし、自立的な学習をするきっかけを与えること、

それをつかむことはできるのではないかと考えています。

子どもたちの好奇心や向上心、それに適応能力には、いつも驚かされます。

子どもたちの成長には、目を見張るものがあります。

 

 時には厳しく接する。つきはなす。その意味を自分の頭で考えさせる。

あるきっかけで、ある瞬間から、ガラッと変身することがあります。

言い方は悪いですが、上手にコントロールすれば、認めてほめてあげれば、

自立的な勉強ができるようになります。そんな子が、1人でも2人でも、

増えるように、自立学習に向けで、小さな1歩が踏み出せるように、

少しでもお手伝いできたらと、そんなことを心がけて指導しています。

長年教えていても、本当に難しいことなのですが・・・。

 

 お子さまに自律的な学習習慣や姿勢を見につけてほしい、と思われるなら、

当学文塾の、自立型の学習姿勢をめざす指導方針にご関心をお持ちになり、

ご賛同いただけるようでしたら、ぜひ、無料体験学習にお越しください。