「なぜ」を意識する勉強をすれば、すらすら頭に入る!?

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「なぜ」を考える勉強をすれば、すらすら頭に入る!?

2022/03/08

「なぜ」を考える学習をすれば、学びが楽しくなる!?

 「記憶力が弱いから、漢字や英単語や年号が覚えられない」

漢字や英単語、それに歴史の年号などを覚えるのが苦手なのでは?

「もっと記憶力がよかったら」と嘆いていませんか?

 

 小学生、中学生、それに高校生のみなさん、勉強していて、

特に定期テスト前や入試前には、誰てもそう思うものでしょうね。

確かに、どんな学びであっても、最低限のことは覚えなければなりません。

「もっとすらすら頭に入って、忘れない暗記の仕方はないものか」そう思いますよね。

でも、今は記憶力を高めるためのノウハウの話ではありません。

それに、丸暗記が悪いと言っているわけではありません。

暗記すればするほど、短時間で覚えられるようになりますし、

記憶力も鍛えられていくような気がします。

 

 でも、丸暗記は時間がかかりますし、テストが終わったら覚えたことを

すっかり忘れてしまっている、ということもよくあります。

短時間に集中的に覚えたことは、短時間で忘れてしまうものです。

 

 何時間も悪戦苦闘したことは、身に沁みついて残りやすいものです。

暗記をバラバラの点の集まりだとすると、それを結び付けて線や面として覚えていけば、

関連付けができて記憶に残りやすいようにも思います。

 

「なぜ」を意識した勉強をしてみる

  漢字でも英単語でも年号でも、「なぜ」を考える習慣を身につければ、

丸暗記に頼らなくても、すいすいと頭に入ってきて忘れにくいものです。

 

 「新しく習う漢字でも、1回か2書けば覚えられる」という小学生もいます。

何度書いて練習しても、どこか変な漢字を書く子もいます。

漢字は直線と曲線でできた図形ではありません。漢字は表意文字です。

象形、指事、会意、形声。漢字の成り立ちを小学校で習いますよね。

それに転注、仮借というのもあるようですが、この2つはともかく、

漢字の80%は、意味をあらわす部分と、音を洗わず部分から成り立っている形声型

といわれています。そこを意識するかしないで頭に入りやすいかどうかが決まります。

 

 漢字を簡単に覚える子は、漢字を分解して、その成り立ちまで立ち返って

覚えているようです。私もそうしていました。「なぜ、この漢字はこう書くのか」

1文字1文字考えてみると頭に残りやすいですし、それに、漢字に興味が持てて、

きっと漢字を学ぶことが楽しくなるに違いありません。新出漢字の成り立ちを

漢和辞典で調べる習慣多身につけば、きっと漢字がとくいになるでしょうね。

漢字を覚えるのが苦手な子、どこかが間違っている子は、漢字を図形や記号の

ようなものと思って、覚えようとしているのでしょう。

 

 英単語も、私が中学高校だったときは、何度も何度も書いて覚えたものです。

今は、英単語の発音法「フォニックス」を学習すれば、小学生でも、

週1回30分程度の学習で、3か月から6か月くらいで英文がすらすら読めるように

なります。そのフォニックスが身についていれば、新出英単語を発音できますし、

1,2回でつづりを覚えることもできます。「中学生の時にフォニックスを知っていれば、

あんなに苦労することもなかったのに」と悔しく思います。

 

 英単語を発音できない子、書けない子は、やはり漢字と同じで暗記モノだと

思っているからでしょうね。英単語はアルファベットの記号の集まり、と考え、

ひたすら書いて覚える。変なローマ字読みして単語のつづりを覚える。

まだそのような学習をしている中学生のみなさんも多いようです。

 

 「社会の地理や歴史は暗記ものですよね」とよく言われます。

小学生や中学生のみなさんよりも。保護者の方にも多いです。

がんばって暗記して学習されてきたのでしょうね。

 

 地理や歴史の得意な子は、点の集まりとして考えるのではなく、

事象や出来事をその点の集まりを関連付けて線や面としていく。

「なぜ」を考えていけば、線や面としてつながっていくものです。

 

 それ以前に、地理も歴史も、人間の活動の連続でつくってきたもの、

つくっていくものですから、地理の産業や歴史を学ぶ際に、

それを作り上げてきた人間を意識して考えているかどうか、

この差が、地理や歴史が得意か不得意かどうかの分かれ目だと思います。

 

 「なぜ、その地域でこ農業や工業が盛んなのか」

「なぜ、この人物はこの事件を起こしたのか」

この問いかけをしていくことで、ある一つの事象や出来事が、

線や面として広がってきます。

 

 「なぜ」を考えることは、面倒なことに思えるかもしれません。

どんどん暗記していったほうが手っ取り早いと思うかもしれません。

テストの前日や入試直前なら特に。短期的な結果を出すのなら、

記憶力が抜群なら、それでいいかもしれませんが、

入試などの幅広い実力の積み重ねを試される場合は、

3日で覚えたことは3日で忘れてしまう暗記では通用しません。

 

 時間がかかっても、「なぜ」を考えながら学んでいく。

そのほうが忘れにくいですし、何よりも、

「学び」の面白さを学ぶことができると確信しています。

 

次回に続きます。