「勉強なんてつまらない」(その2)

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「勉強なんてつまらない!?」(その2)

2021/02/20

勉強なんてつまらない!?」(その1) の続きです。

 

 

■勉強は楽しいですか? 仕事に生き甲斐を感じますか?

 

 NOなら、勉強させられているから。

「 勉強はさせられるもの」そう思っているから?

 受け身の勉強しかしていないから?

自分の意志で、勉強や仕事や作業などをすることには

疲れませんし、 退屈もしないものです。 

 

自分でやるか。 人にやらされるか

文字で書けば、たいした違いには思えないかもしれませんが、

とんでもなく大きな違いです。

 

 将来、もっと専門的に学びたいことや、

なりたい職業が具体的に決まっている。

進路がはっきりしていて、それがモチベーションになり、

がんばろうという気になる人はもちろんいるでしょうが、

それは、ほんの一部の人だけなのでは?

 

 「勉強がつまらない」と思うのは、

いたしかたのないこと、だとしても、

勉強とはそういうもの、と思っていたとしても、

その「勉強がつまらない」という思いを、さらに強めているのは、

周囲の大人や環境であって、子どもには責任はない、と思います。

 

 自立的に学習する意欲がわいてくるような、

自立的な学習のできる環境があること、それが一番でしょうね。

 

○ 親がどこまで、学びを楽しんでいるか。

 勉強は楽しいものか。つまらないものなのか。

勉強や学びは目的でも手段でもない。学びそのものが楽しい。

そう思わせてくれる、手本になるような人が周りにいるかいないか。

まわりの人たちが「勉強はつまらないもの、つらいもの」

「我慢してでもやらなければならないもの」と考えているなら、

それは、子どもたちにも伝わります。

たとえば、「社会は暗記もの」と思っていれば、

その子も「暗記もの」と思い込んでしまいます。

 

 学びの楽しさ、を実践してお子さまに示すことも大切でしょうね。

勉強は手段でも目的でもなく、勉強そのものが楽しいもの、

そう思ってもらえるように、そういう「後姿」を見せる、

それが、いつもできているかどうか、でしょうね。

 

  読書好きな保護者の方が本を読んでいる姿を見て育てば、

きっと、お子さんも読書好きなのでは?

読書は全くしないで、テレビに夢中になりながら、

お子さんには「もっと本を読みなさい」では。。。 

 

○ 他人と比べること。

 自分が、というよりも、 親が、成績を他人と比べてしまって、

勉強、勉強とはっぱをかけてしまう。

「あなたのため」と言いながら、勉強することが、どのように

「あなたのため」になるのか、子どもたちが、納得できるような

説明もできないままに。

 

 「見栄やプライドのため」 「いい子育てをしている」

と、無意識のうちに他人から認めてもらいたいと思っているから。

成績がいいから、自分の子育てがうまくいっている、と思い込む。

成績や学歴を、子育ての判断基準にしてしまっているのでは?

 

「勉強,勉強」と言われず、わりとほっておかれた子ほど、

成績がいいものです。

「勉強,勉強」と口やかましく言われている子ほど、

成績が悪いケースが多いです。

成績が悪いから、ついつい言いたくなる。その気持ちもわかります。

それが悪循環になって、ますますうまくいかなくなる・・・。

 

 求める期待値が高すぎるからなのでは?

何をするにしても、100%完璧 を求めているからなのでは?

思い切って、許容範囲を広げ、達成基準を下げてみられては?

 

○ 自分の意志に関係なく

 本人以外の人から目標設定された中学や高校や大学に合格した。

その努力は認めますが、 合格することが終着点なら、

その次の目的地が見いだせないなら、そこで立ち止まり、

どうしていいのか迷うことになります。

自分の意志で決めた進路でなければ、なおさらのこと。

いわゆる、燃えつき症候群?

 

 「生きる力」は、自立的な姿勢と学びでしか育たないものです。

その力を養うことが、勉強する意義の一つ、でもあるはずです。

テストの点数や偏差値では、測れないもののです。

 

 勉強さえさせておけば、偏差値の高い学校には入りさえすれば、

何とかなるだろう。いい職につけて、幸せな生活が遅れて、

明るい未来が開けているだろう。まったくの幻想にすぎないのでは?

 

 高学歴が、かえって障害になっている、というニュースをよく聞きます。

「一流大学出身なのに、こんなこともわからないのか、できないのか」

 と言われてしまうプレッシャー。 自分の力とのギャップに苦しむことになる。

受験勉強をさせられているうちは、 そうなることは誰も教えてくれない。

周囲の人が言うがままに、将来の希望を信じて。

でも、現実はそうではなかった・・・。

 

 

■ガマンがたりないから?

 

 「勉強がつまらないのは、周囲の人や環境のため」と、

どうも、勉強ギライの子を擁護するようなことばかり

を書いてきたような気がします。

では、お子さんのほうには「勉強がつまらない」と思うようになる

原因はないのでしょうか? 

どうすれば、勉強嫌いを改善していくことができるのでしょうか?

 

 勉強でも、作業でも、仕事でも、あまり乗り気になれない。

でも、いやなことであっても、苦手なことであっても、

あと1時間、あと1日、1週間、1ヶ月・・・と、ガマンして

続けているうちに、いつの間にか苦手意識がなくなり、かえって、

楽しくなったりした経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?

 

 人に教えられるのではなく、いろいろ調べたり工夫したりして、

取り組んでいるうちに、いつの間にか、苦もなくできるようになり、

得意になっている自分に、ふと気づく。

 

 好きでもないことを続けるモチベーションの維持って、

とても難しいことのように思えますが、だいたい、

3週間くらい続けていれば、 習慣化するものです。

三日坊主とはよく言ったもので、

やり始めて3日目が大きな山なのかもしれません。

 

 「あと、もう、ほんの少し我慢して続けていれば、

きっと、その楽しさがわかってきたにちがいないのに・・・」

傍から見ていて、そう思うことがよくあります。 

それは、本人には、なかなかわからないものですよね。

真っ暗闇の長いトンネル、いま自分がどこにいるのかわからない。

他人から見ていると、その子が、今どこにいて、あとどれくらいで

光が見えてくるのか、そのトンネルを抜けることができるのか、

よくわかるものです。それを、その子本人に伝えようとして、

なかなか分かってもらえず、うまく伝わらないものなのですが・・・。

 

 前にも書いたことの繰り返しになりますが、

世の中、便利になりすぎて、望むものは何でも簡単に手に入る時代。

子どもたちが、苦労して何かを得ようとする経験、その機会が少なくなり、

その結果、すぐに投げ出してしまう。飽きてしまう。

「勉強がつまらない」「勉強する意欲がわかない」

ガマンする機会が少なくなり、忍耐力が弱くなっていることに、

その根源的な原因があるのかもしれません。

 

 

■子どもたちにガマンを求めるなら・・・

 

私たち講師を含め、周囲の人にも我慢強さが求められます。

毎日の授業でも、こちらの対応しだいで、

その子の、その日の勉強に対する姿勢がまったく違ってきます。

まるで、鏡を見ているようなものです。 いつも反省するところであります。

 

 サッと答えを教えることは簡単です。 解き方を説明することも簡単です。

教え込まない。自分の頭で答えを出させる。 時間がかかります。

教える側にも、かなりの忍耐力が必要です。

 

 教え込めば教え込むほどに、その子は依存型になります。

傍から口を出せば出すほど、その子はやる気をなくします。

 

 水や肥料を与えすぎると、花や野菜の根は腐ります。

まずは、土づくりから。土壌が豊かなら、ほっておいても育ちます。

 

 自立的な姿勢が身につけば、自立的な学習ができるようなります。

少なくとも、「勉強がつまらい」という気持ちは薄らいでいくと思います。

 

 長々と書いてきました・・・

 

■「つまらない勉強、どうすれば楽しくなるか?」

 

ここまで読まれても、何の参考にもならなかったでしょうね。

書いている本人が、よくわかっていませんから、文章がまとまりません。 

 

 当学文塾でも、ず~っと考え、テキストを変えてみたり、

学習方法を変えてみたり、あれこれ試しています。

でも、思うような成果が出ない。もう行錯誤の連続です。

 

 誰にでも有効な、究極の勉強方法。 その糸口さえ分かりません。

おそらく、そんなものは存在しないのかも。 

究極のダイエット法なんてものはなく、

いろいろな方法が次々と登場しては消えていくように。

 

 でも、

○ 教え込まないことで、自ら学ぶ姿勢が身につく。

○ 我慢強い子に育てれば、勉強も楽しくなる。

○ こちらが変われば、子どもたちも変わる。

というのは、長年の指導経験からわかります。

 

 弊塾では、そのことを、いつも頭において指導するように

心がけています。一人でも多くの子に、

自立的な学習ができるようになってほしい。

勉強する楽しさや、勉強する意義に気づいてほしい。

時分なりの「正しい勉強方法」を見い出してほしい。

そう願っています。

 

「勉強なんてつまらない!?」(その1)